ばるぼら
映画ブログになってきそうだな
公開週の翌週に見てきました。
友人が出演者の数十年来のファンだから、堅い
たぶん、マンガのとおりなんじゃないかな
原作は読んでいないから。
原作、クラッシックだよね。
その前に手塚真の20年前の「白痴」を見ておいて良かった。
なんだか、造形的というか、造作的というか物語はあんまり関係ないかも
そうそう、まったくまんまセックスシーンが出てくるんですよ
結合のね
ただ、音声がカットされていて画面いっぱいに肌が二つ映ってくるのって
アジアっぽくはない。
アメリカっぽくもない
そういうことかなって思った。
すごくSFチックなんだけど、実際舞台はバブル前だよね。
人が人の心をなくしていくんじゃないかって、未来は暗いんじゃないかって考え始めた70年代の終わり
他人の気持ちなんてどうでも良くなってきたそんな時代
あ、ここからネタバレになっちゃうよ
なんだろう、映画を見ていた後に
友人に「ばるぼら」自体が存在してないんだよね
ってなったときに、あれ、ああ、そういうことかって。
まあ、現実的に少々長い時間に本当に存在しないしない人と存在するように暮らすことなんて出来ないからどう解釈するかだけど
アル中の幻覚、幻聴で片付ける
引きこもりの破滅行とみる?
それがいつからいつまでなのかわからない
そうして
誰だってそういうことってあるよね、とは思うけれど
きっと手塚真はただただ、絵を描きたかったのかなと思った映画だった