願い
友のお母様が亡くなったとか
学生時代に幾度かお会いしている
その頃の母らの歳をどんどん越えていく
私たちは母たちの思いを越えていっているのだろうか
大人になると
結局変わらないんだな
たいして変わらないんだ
誰に心を開けるか、そういうこと
脳みその回線というか
いくつかの経路は最短に合理的に結びついていくけれど
感情の経路は意識して開かないと
そんなにオープンにならない。
ましてや大人同士なんてね
世間の目の「世間基準」は親からの目線のままだし
殻をやぶるなんて
もともと殻があったんだか分からないし
変わろうと思う動機の方がずいぶん大切だし
それ以上に身につけていく環境が自分を縛っているし
そこが安定だ
住まいの環境を変えることが一番てっとり早いなんて思ってみたりするけれど
瞬間変わってみたりするけれど
生活の基本の姿勢や基本の行動や基本の考え方なんてそんなにかわらないよう
それでも、それでも与えられた天寿をなんとか全うするしかないのかな
天寿、コントロールしたいなぁ