だといいよね

おおさまのみみはろばのみみ

最終回

ドラマ見た、の続き

昭和元禄落語心中、今クールイチオシでしたの、初めから

もともとマンガ?アニメもあったみたいですが

日本の芸能って男性社会なので、ドロドロした男女の恋愛ないよね〜

って感じで見始めた。もっと言うとオカダきゅん。

 

最終回、やっと観たんですけど

泣きました。

大恋愛は個人的な優しい愛。見守りの直接的な愛だったね。

落語心中も愛でいっぱいで。しかも深い。

深くて、永くて、どこまでも続いていくような

愛を渡す方も、受け取る方も、

これが愛だよなんて言わなくて

時に、愛を越えてしまって憎しみにまで到達してしまう。

でもね、確かな愛しみと献身が変わらないからさ

最後は、愛の正体がわかってしまった。

それは、縁とも言えるし馴れとも

そんなこと頭で考えてないで、ただただ涙がこぼれる

 

最後にさ、菊比古がさ、助六の手を弾くじゃん

あのシーン、めっちゃいいよね。

そいで、9代目八雲が一瞬、劇場の隅に目をやって止まるじゃん。

ここにもリフレイン演出で。

優しさって、互いに通じていればそれでいい。

側の評価じゃない

 

そいでここにも、血の繋がりのない家族(今年のテーマ?)

さん、づけ呼びの家族

役割りが機能する家族

 

昭和の話といいつつ未来の形態かもね。

昭和が懐かしいわけじゃないけれど

30年で様変わりしたモラルを、時代に媚びないで

ヤクザと興行、女卑とタバコ、そう言うことちゃんと描いていて

(地上波で)

清々しい。

そう言う時代だったってこと。今と違うってこと

だけど、突然発生じゃないってこと

 

あ、なんか平成天皇最後の誕生日にお祝いっぽくなっていいかも(自社比)