だといいよね

おおさまのみみはろばのみみ

劇場

Amazonで1冊本を買ったラプライム特典が付いてきて

丁度見たかった行定監督の「劇場」見ました。

 

2時間と30分くらいの長い映画で

2時間と30分を掛けて”平凡”を描いた映画です。

 

平凡ってさ、普通の人が普通に考えついて、

若ければそれがちょっと自分では特異に思えて

それを実行できちゃう自分を愛して。

けれど行動パターンはどこかのデジャブ

そして凡人は、人生でひとつ、ふたつ人を振り向かせることもあるさ

内容はまさにこれ。「平凡」

 

そして一つの世界に入っていくと、

やがて、自分がいかに普通で凡人でなにも出来ない者であるかを知る訳じゃんね。

それが早ければ、ちゃんと人生をやっていける

早くない人って、自分を客観視出来ない人。

演劇をアカデミーとして学ぶとかなり早くに「客観視」を学べただろうに

 

主人公が客観的に自分を見ることが出来るようになったのは

28才

結局他人からの引導で自分声で敗北を認めるところ

 

そこまで、延々と無様を見せつけられていく映画

シーンの取り方は本当にフィルム時代の取り方なんだよね

ライトの灯数がわかるほどに

内容も、ザ・日本映画、て感じで

劇場で見なくて良かった。

小さなモニタで、明るい中で、携帯の音が鳴るようなところで見て良かった

 

多少、はしょれるところもあったにしろ

ん、んんこうやって考えるといっぱいはしょれるな

監督のマスターベーションか。しょうがない。

 

ちょうど、最近友人と

結局最後に見たい映画はなに?

って聞いたとき、私はアクションだなとおもった。

彼は、SFと言った。なるほどだと思った