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ええと、
ときどき自分のことを
僕は、、、
と考えるときがある。
客観的に見られなくなるときがおおい
言い訳したいときにおおい
良くないことを考えてるときにおおい
ホントは、お見舞いにいかなくちゃ
優しい僕を演じてみなくちゃ
だって、一番始めに連絡してきたんだから
最後まで付き合う義務みたいなことあるかな。
特に用のない、今日は君の誕生日の前日でもあるしね
だけど、僕はどうしたらいいか分からなくて
ベッドの中の君に近づくことができなくて
消毒薬の匂いが苦手なんだと言い訳を繰り返す
医療が進めばよみがえることができるかもと言っていたことを
しっかりと覚えているし
一旦胃瘻を始めたら命つきるまで外せないことも知っている
だけど僕は
僕が君の立場なら死を選ぶのに。迷わず選ぶのに
再び、生まれ変わることを願って
だからより早く、生きてる人が死んでしまわないうちに
生まれ変わりたいから、早く、より早く死ぬことを願っているなんて
言葉を発しない君が僕のそこに気がついたりはしないかと
いつだってヒヤヒヤしちゃう
君は今月の誕生日。
僕より一つ上