新聞記者
ヤクザと家族見たからさ、新聞記者も見ました。
なんかさ、ひととひとの繋がりがわりとドライで、家庭もあったり無かったりで偶然というか、日本的な家族はいまやヤクザにしか残ってないみたいな映像表現増えましたね朝ドラでも、誰も助けてくれなかったけど今の仲間だけが(ヤクザさん)気に掛けて生かしてくれたみたいな台詞あって。でも誰かが「テロリストに育てられた少年」とも言っていて。
そうだよその輪に入っていない人にはナイフを向ける教育って井の中の蛙。
だけど、お金だけで結びついている政治もおんなじ?
もう、あと30年の命だからどうでもいいと思うけれど、それでもお金が、お金だけがひととひとを結んで、心や生きる方向を決めていくっていいのかな
つまりさ、もう理想なんてこの世の中からいなくなっちゃっていいのかな
って時々おもうのさ
さて、新聞記者。日本映画チャンネルかな。この監督さん、はちみつレモネードみたいなタイトルの映画でも賞を獲っているのね。いま時代のひとなんだ。
やっぱり、決着しない、結論を出さない映画だった
立場や役職で人はどう振る舞うのか。でもただ一人、韓国人の母と日本人の父とを持つアメリカ育ちの異邦人?さんはちゃんと志をもってさ。
その志は復讐でもあったけれど、人をねじ曲げない理想。権力を持った人間が市井の個人を殺したりしない理想
ようやく、その光が見えたと思った瞬間に閉ざされてしまうかもという結末。
この女優さん、韓国映画で、おばあちゃんが年若い女性になるって言う映画の主人公「不思議な彼女」とかいう映画だったと思うけれど、見たんだよ。そうそうとてもチャーミングな女優さんだった。もうそんな歳かぁ〜、アラサーだよね。日本語もちゃんと覚えて、話してちゃんとしてる。
北村有起哉さんがやっぱりでていて、監督さんのお気に入りなんだろうね。なんでもこなせる人。
映画そのものはわりとノリで進んでいく感じ(ノリというがのったりしてる)一つの疑問が次の疑問を呼んで疑心暗鬼みたいな展開。突破口があるわけでもなし。あ〜あっていうおわり。当分この監督はこの路線でいくのかな